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気遣いを楽しもう!!

気遣いを楽しもう
05 /19 2019
 気遣いは、人間関係をいい状態にする上で、すこぶる重要だ。

 友達との人間関係、家族の人間関係、会社内の人間関係、社会全体の人間関係をいい状態にする上でも重要だ。

 だが、重要だと分かっていても、実際に行なえる人は、少ないような気がする。


 先日、電車に乗っていた。

 シートは全て埋まり、立っている人も何人かいる。

 優先席はお年寄りで埋まっていたが、その中に、35歳くらいの女性が座っていた。
 見た目は「いわゆる普通の人」だ。


 ある駅で、65歳くらいのお年寄りが乗ってきた。

 その人は優先席の方へ行き、その「いわゆる普通の人」の前に立っていた。

 オイラは、どうなるのか「チラッ、チラッ」と見ていた。


「いわゆる普通の人」は、うつむいている。

「眠ってるフリなんじゃないの~?」と思いながら、オイラは「チラッ、チラッ」と見ていた。
 

 しばらく経っても、「いわゆる普通の人」は、うつむいたままだ。

「気付かないフリなんじゃないの~?」と思いながら、オイラは「チラッ、チラッ」と見ていた。


 その状態が20分くらい続いたが、オイラの心の叫びが通じたのか、「いわゆる普通の人」は顔を上げた。

 そして、座ったまま、そのお年寄りに「座りますか?」と声をかけた。

 だが、そのお年寄りは、「次の駅で降りるから大丈夫よ」と言った。

 結局、「いわゆる普通の人」は、席を譲らなかった。

 お年寄りは、次の駅で降りるまで、立ったままだった。


 気遣いとは何ぞや?

 この場合、まず、「優先席に座ってるなら、うかうか眠ってるな!」というのがある。

 気遣いをするためには、常に、周りの状況を察知している必要がある。まして、優先席に座っているなら、なおさらだ。

 それと席を譲ろうと思うなら、重要なのは、「譲ろうとすること」ではなく、「実際に譲ること」だ。

 相手が遠慮することを考えて、「たとえ相手が遠慮しても、確実に席を譲れるやり方」で、席をすすめなければ意味がない。

 座ったままではなく、立ち上がって言うべきだし、「座りますか?」なんて「質問」していないで、「どうぞ座ってください」と、はっきり言い切ることが大事なのだ。

 さらに言うと、相手が遠慮しても、「どうぞ、どうぞ」と言って、とにかく座らせるのだ。

 相手は遠慮するに決まっている。

 それを考えて、確実に席を譲るのが、この場合の気遣いなのだ。


 また、バスで、たまに見かける光景がある。

 詰めて座れば、もう一人座れるのに、なかなか詰めようとしない人がいる。


 気遣いとは何ぞや?

 人が乗ってきたら、すぐに席を詰めてスペースをつくるのだ。

「ちょっと詰めてもらえますか?」と言われたら詰めるとか、相手が近づいてきたらスペースをつくるということではない。

 相手の立場に立って考えれば分かるはずだ。

「ちょっと詰めてもらえますか?」なんて言いづらいし、スペースがなければ、誰も近づいてこない。

 何も言われなくても、相手が座れるように、スペースをつくってあげるのが、気遣いなのだ。


 また、狭い歩道で相手と行き違うときや、自転車が人と行き違うとき、追い越すとき等に、「ぶつからないから、いいでしょっ!」という感じで、すれすれを通る人がいる。

 たまに、「わざとだろ!」っていうくらい、まっすぐ進んでくる人もいる。


 気遣いとは何ぞや?

 この場合の気遣いとは、相手に不快感を与えないように、また、相手に安心感を与えるように、「ちゃんと気遣いしてますよ」っていうくらいの距離を開けてすれ違うことだ。

 こういうときは、「少しオーバーに感じるくらい」「少しわざとらしいくらい」がちょうどいいのだ。


 この間、バス停でバスを待っていたら、右から、杖をついた、おばあさんが近づいてきた。

 その人は、おぼつかない足取りで、非常にゆっくりと歩道を歩いてくる。

 反対からは、自転車が近づいてきた。

 どうなるのかと思って見ていると、その自転車は、すれ違うだいぶ前で止まり、そのお年寄りが通り過ぎるのを待っていた。

 そして、お年寄りが確実に通り過ぎてから、進んでいった。

 オイラは、「ほほ~」と思った。


 気遣い。

 それは、人間関係をいい状態にするための知恵だ。


 互いに気遣いをしなければ、人と人はぶつかってしまう。

 物理的にぶつかることもあれば、人間関係がぶつかることもある。

 だが、常に、互いに気遣いをしていれば、相手とぶつかることはない。


「気遣いをするのは面倒くさい」と思うかもしれない。

 だが、互いに気遣いをしないからこそ、人間関係がストレスになるのだ。

 世の中の全ての人が、常に、互いに気遣いをしていれば、ストレスは少なくなるのだ。


 あなたは、普段、気遣いをしていますか?

 人間関係をいい状態にするために、みんなで気遣いをしましょう。

 みんなで、気遣いを楽しみましょう!!


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伊藤 豪

こんにちは、大和思想の著者、共存共栄研究センター代表の伊藤豪です。
当ブログでは、大和思想について、ブログ形式で説明したいと思います。

大和思想を読んだことがある人は、より実践的なことが理解できるようになります。
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